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第32章 ファン登録御礼SS〜正人尻に敷かれる…〜

「あー！帰るの？

トラブルがあって片付けたいの。
愛咲保育園に迎えに行って」


とのお願いだった。


嫌だとかも思うはずもないし
朱里の責任感の強さが勝っているんだろう。


俺は分かったよ。無理するな。
じゃ、先に帰って愛咲と待ってるよ。と
手を振りながら帰って愛咲の保育園へと向かう。




さっきの営業部のやり取りを聞いた残りの社員が
影てこんな会話をしていたなんて。


『部長朱里さんの言うことなら素直に聞くんですね。』

「うーん。よくやってくれるよ？
褒めたら嬉しそうだったから褒めるの！！

最近はあんな感じだよー。」





『『『完全に尻に敷かれてるな。』』』




朱里以外の残っている社員全員が思った事だった。




〜～完～〜