この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるからこそ...
第32章 ファン登録御礼SS〜正人尻に敷かれる…〜
「あ、明日の仕事帰りに
お米とお醤油買って帰ってきてくれる?」
「あぁ、わかった。」
「明日はどうしてもずらせないアポがあって
保育園に迎えに行くのがギリギリに
なりそうなんだよねぇ…だからお願いね!」
一度わかったと言うと止まらない。
帰りトイレットペーパー買ってきてー
愛咲の離乳食にするかぼちゃも
お兄ちゃんと私が好きチーズケーキが食べたい
こんなことを言われていれば嫌になってもいいのに
朱里の大変さがわかるから嫌とは言えない。
そして復帰して落ち着いてきた頃
俺も残業もなく定時に帰ろうとすると
まだデスクに座っている朱里がいた。
いやいや愛咲の保育園は?と思ってると
チラッとこちらを見た朱里が
俺のところにやってきて
お願い!!!と言った。
一応ね、俺部長だし?
これでも前までは鬼課長とか言われてたのに...
周りがビックリしてんじゃねぇか!!