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愛してるからこそ...
第5章 お友達の葛城くん
渡辺医院であんなことがあった日
正人はどうにかしたいと色々動いてくれて
お友達の弁護士さんに力を借りるみたい。
私は意外にも落ち込んでいない。
なぜかと言うと正人がすごい辛そうな顔をする。
だからこれ以上こんな顔をして欲しくないから…
無理にでもきにしてないように振舞ってる。
正人は会議室で仕事をしてくれた。
林くんと愛美ちゃん以外の人には
今回のことは知られてない。
だから正人と打合せしながら詰めることがあると
会議室に閉じこもったの。
部長はいなくなるし、正人は電話や書類をこなし
改めて大変だなっと思う。
今日来るって言ってるお友達は
なにがすきなのかな??
「ねー、今日お友達来るんでしょ?」
「あ?んー。」
「何が好きなの??」
「勉強ー」
書類に集中しているのか私の話を読み取ってくれない。
だからこういう時は...
「今日の夜ご飯ピーマンの肉詰めにしよう!」
「は?!!何で???俺なんかしたっけ?」
ふふ、あはははッ
「言ってみただけー!
違うのそのお友達の好きな食べ物聞いたの!」
正人は何でもいいよ。と言う。
けどお迎えする側としてそうはいかない。