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愛してるからこそ...
第6章 家族への報告




『そうなのか??』

お父さんはすごいキラキラしながら聞いてくる。
いやいやいや!そんな事一言も言ってないよー


「あの、その事でお話したいことがありまして。」

正人はお父さんとお兄ちゃんに話を切り出す。
私はその隣でじっとしている。

「先日朱里さんにプロポーズしました。
そして受けて頂いたので結婚します。」


お父さんは口を開けたまま無言
お兄ちゃんは笑っている。

「そういう事なの。だからね、8月8日に
入籍をしまーす!
正人と家族になるけどいい?」


ここでダメと言われても困る。
だからお父さんの返ってくる答えにドキドキしている。


「お父さん??」

『あ、あぁ。ごめんごめん。
そうだね。いつかはくると思っていたよ。

朱里、幸せになりなさい。
そして正人くんに一生添い遂げるように。

正人くん娘をよろしくお願いします。
そして君も僕の息子だ。いつでも頼っておいで。』

『おめでとう二人とも。』


お父さんとお兄ちゃんに祝福してもらい
ご飯を食べながらお酒を飲んでワイワイした。


そしてお父さんはどうしても気になったことを
聞いてきてまた私たちはブッと吹きそうになる。



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