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愛してるからこそ...
第6章 家族への報告
『ところで本当に妊娠したか??』
『え?そうなの?』
お兄ちゃんもなぜかのってくる。
私たちそんなこと一言も言ってないってば!!
すると正人がゆっくりと口を開く。
「妊娠はしてませんよ?
でももう結婚するし近いかもしれませんね。」
私は恥ずかしくなって正人を叩いた。
そんな親に暴露しなくてもいいでしょ!!!
『そうか。孫が見られるのか!楽しみだな。
結婚式はどうするのか決めたのか?』
結婚式までは話していない。
とりあえず年内くらいに出来ればいいかな。
それはおいおい話していこうと思っている。
「結婚式はまだ決めてない。
ほら、正人のご両親いないからしなくてもいいかなと
私は思ってる。」
正人はそれはだめ。朱里の花嫁姿は
ちゃんと家族に見せないとと。
でも、結婚式に新郎側に両親が居なくて
変に思われたりするのは嫌なの。
『だったら海外で小さくしたらどうだ?』
海外...
考えてもいなかった。
確かに海外の教会でするのも素敵だなー。
海外だと呼びたい人を呼べないかも。
でも神社で和装もありだしなー。
でも正人の両親のこともあるし…