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愛してるからこそ...
第6章 家族への報告

『正人...話したいんだ。
また改めて連絡したいから連絡先教えて貰える?』
先生に携帯を聞かれた正人は
名刺の裏にプライベート携帯の番号を書いて渡した。
「林、先生日本人だから俺らは帰る。
しっかりやってこい。」
林くんは、はい、ありがとうございますと
頭を下げたので私と正人は帰ることにした。
正人は私の腰に手を回して歩こうとする!
おーーい!取引先だっ!とツッコミ
離れて歩こうとするのに正人はまた手を繋ごうとする。
『あのー、2人は?』
先生はビックリしたみたいに聞いてきたのを
正人は笑って言い返した。
「海兄さん、また改めて紹介するけど
彼女は婚約者なんだ。8月に結婚する。」
『そうなのか?おめでとう。』
「ありがとう、連絡待ってる。」
正人は手をヒラヒラさせながら先生の前から離れる。
車に向かいながら正人は少し嬉しそう。
だから私も嬉しくなってくる。
ニヤニヤしてるとガシッと頭をロック...
「痛ーい。」
「何笑ってんだよ。」
「正人が嬉しそうだったから。
私も嬉しくなっちゃったー、ふふふッ」
そんな私を見て正人はまた微笑みこう言った。

