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不利な恋愛
第1章 バンド結成

蝉の鳴き声が響く。
使用しなくなった空き教室には
静まりかえっていた。
俺しか居ない教室はどこか自分だけの空間で
不思議だ。
大して仲いい友達もいない俺は帰宅部であり
クラス内に仲のいい友達もいない。
暇を持て余していた。
ネットゲームものめりこめない、アルバイトしても
長続きしない、勉強も得意でなもない。
夢中になれそうなものなんて無かった。
放課後、帰ろうとしたら話したことない
クラスメイトが呼び止めてきた。
名前なんだったかなアイツ。
「永山ー、今日、日直だろー?ノート提出忘れてんぞ。
栄田が代わりに持っていってたよ。
礼言っとけよ。」
「おう…」
親切な誰かさんが持って行ってくれてる。
俺は帰るだけだ。
礼は言う必要ないな。
頼んでもないのに勝手に持って行ったんだし。
使用しなくなった空き教室には
静まりかえっていた。
俺しか居ない教室はどこか自分だけの空間で
不思議だ。
大して仲いい友達もいない俺は帰宅部であり
クラス内に仲のいい友達もいない。
暇を持て余していた。
ネットゲームものめりこめない、アルバイトしても
長続きしない、勉強も得意でなもない。
夢中になれそうなものなんて無かった。
放課後、帰ろうとしたら話したことない
クラスメイトが呼び止めてきた。
名前なんだったかなアイツ。
「永山ー、今日、日直だろー?ノート提出忘れてんぞ。
栄田が代わりに持っていってたよ。
礼言っとけよ。」
「おう…」
親切な誰かさんが持って行ってくれてる。
俺は帰るだけだ。
礼は言う必要ないな。
頼んでもないのに勝手に持って行ったんだし。

