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Restraint
第5章 執着
「さ、もう出るか
今日は食堂行こうぜ」
「そうだな、今日はA定食にするか」
「はぁ?C定食だろ」
ゲラゲラ笑いながら出て行く
完全に音がなくなったのを確認して、鹿野の名前を呼んだ
「興奮したんだな
やっぱ複数の方がいいのか?」
「やっ、ちがぅッ」
「冗談だよ、元から閉めてある
さっきのは事前に録音した音声な」
スマホを見せて音声ファイルを再生する
『「あーまじつら」
「俺こけたの見たんだけど
マジで、アイツダサすぎだろww」』
「は?」
「必死に我慢する姿、かわいかったぞ」
ニヤリと笑って、耳の裏をペロッと舐める