この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
妊活は先生と
第3章 妊活N回目
それを聞き、マユさんはほんの軽い気持ちで祖父が起業した時の話をしました。
するとTさんは、目を見開き、
「彼は俺が最も尊敬する経営者だ。君、彼の孫なの??」
と訊いてきたので、少し戸惑いながらも頷くと、
「君のお祖父さんに会わせて欲しい!!!」
と頼み込まれてしまいました。
近々帰省する予定なので、その時で良ければとマユさんが言うと、Tさんは大喜びして何度もマユさんにお礼を言ったそうです。
暫く図書館で一緒に過ごした後、「どうせなら少し喋らない?」と誘われました。
少し迷いましたが、別にやましい事も無いのでと生協に寄って飲み物を買った後、構内のベンチに座ってTさんと世間話をしました。
久しぶりに会ったTさんは以前と全く変わらぬ爽やかさでマユさんに笑い掛けてきます。
ダメ。。。彼はSちゃんの恋人なの。。。
そう思うのに、どうしようもなく好きが溢れて止められませんでした。
するとTさんは、目を見開き、
「彼は俺が最も尊敬する経営者だ。君、彼の孫なの??」
と訊いてきたので、少し戸惑いながらも頷くと、
「君のお祖父さんに会わせて欲しい!!!」
と頼み込まれてしまいました。
近々帰省する予定なので、その時で良ければとマユさんが言うと、Tさんは大喜びして何度もマユさんにお礼を言ったそうです。
暫く図書館で一緒に過ごした後、「どうせなら少し喋らない?」と誘われました。
少し迷いましたが、別にやましい事も無いのでと生協に寄って飲み物を買った後、構内のベンチに座ってTさんと世間話をしました。
久しぶりに会ったTさんは以前と全く変わらぬ爽やかさでマユさんに笑い掛けてきます。
ダメ。。。彼はSちゃんの恋人なの。。。
そう思うのに、どうしようもなく好きが溢れて止められませんでした。