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妊活は先生と
第3章 妊活N回目
帰りの新幹線でマユさんはTさんに訊きました。
「あたしの事好き?」
にっこり笑って「ああ」と答えるTさんに、
「本当に? Sちゃんより??」
と訊くと、
「うん。俺の中には今、マユちゃんしか居ない。S子とは絶対別れるから俺を信じて待って。
ただ、S子はああ見えて意外に執念深い女だ。
俺の新しい彼女がマユちゃんだと知ったら、君に何を仕出かすか分かったもんじゃない。
だからさ、S子と別れ話をする前に、バイトを辞めて、ケータイの番号も変えてもらえないかな?
君を守る為なんだ」
と言いました。
「あたしの事好き?」
にっこり笑って「ああ」と答えるTさんに、
「本当に? Sちゃんより??」
と訊くと、
「うん。俺の中には今、マユちゃんしか居ない。S子とは絶対別れるから俺を信じて待って。
ただ、S子はああ見えて意外に執念深い女だ。
俺の新しい彼女がマユちゃんだと知ったら、君に何を仕出かすか分かったもんじゃない。
だからさ、S子と別れ話をする前に、バイトを辞めて、ケータイの番号も変えてもらえないかな?
君を守る為なんだ」
と言いました。