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妊活は先生と
第3章 妊活N回目
「ご主人の事、愛してらっしゃるんですね」
と私が言うと、マユさんは俯いたまま頭を振りました。
「愛してるとかじゃないんです。
多分。。。執着しているだけなんです」
「ふーん。。。それならば、私にも付け入る隙があるという事ですか?」
と訊くと、マユさんは驚いたように顔をあげました。
「えっ??? 先生は。。。」
「・・・貴女の事を愛おしいと思っていますよ。だからこそ今、貴女に妊娠してもらっては困るんです。
愛する女性が産む子を自分の子供として育てられないだけではなく、認知すらできない。そんなの辛すぎるじゃないですか」