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世界で一人だけの君へ
第4章 魔性の彼女
彼女と舌を絡めながら
彼女の胸の柔らかな膨らみに手を伸ばす。
彼女が少し体を捩って僕の手から逃れようと動く...
ーー逃さないよ槙さん。
僕は膨らみを確かめるように優しく力を込める。
その時
扉をノックする音...
「槙さん、田辺くん待ちになってます」
ドアの向こうからAD さんの声
槙さんは僕の舌を絡め取るように唇を離すと
「もうすぐ終わります。
すみません」
とドアの向こうに声をかけた。
...ッチ
僕はあからさまに舌打ちした。
メイクを手早く済ませてスタジオへ戻ると皆が僕を一瞬見つめる視線に気が付いた。
ーー何だろう。
やっぱり遅れて怒っているのかな?
コツコツとヒールを鳴らして松下さんが近付いてきた。
「さっきとはまるで別人ね」
僕に意味深な眼差しを向ける。
ーー???
「よし!はじめるぞ」
監督さんが空気を締めるように合図を出した。
彼女の胸の柔らかな膨らみに手を伸ばす。
彼女が少し体を捩って僕の手から逃れようと動く...
ーー逃さないよ槙さん。
僕は膨らみを確かめるように優しく力を込める。
その時
扉をノックする音...
「槙さん、田辺くん待ちになってます」
ドアの向こうからAD さんの声
槙さんは僕の舌を絡め取るように唇を離すと
「もうすぐ終わります。
すみません」
とドアの向こうに声をかけた。
...ッチ
僕はあからさまに舌打ちした。
メイクを手早く済ませてスタジオへ戻ると皆が僕を一瞬見つめる視線に気が付いた。
ーー何だろう。
やっぱり遅れて怒っているのかな?
コツコツとヒールを鳴らして松下さんが近付いてきた。
「さっきとはまるで別人ね」
僕に意味深な眼差しを向ける。
ーー???
「よし!はじめるぞ」
監督さんが空気を締めるように合図を出した。