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はつこい
第8章 絶望の先
家で小父さんの帰りを待った。
小父さんはいつもと同じ21:00過ぎに帰って来た。
あたしは小父さんに
「あたし、大学卒業後は他で暮らします。
今まで本当にお世話になりました」
と言った。
小父さんは私の言葉を聞き、薄笑いを浮かべた。
「それはどういう意味かな?
まさか、僕と離婚したいって意味?」
離婚。。。?
思いがけない事を言われて、呆然としていると、
「高2の時に言ったよね。『僕の家族にしてあげるよ』って。
あれ、プロポーズの積りだったんだけど、分かってなかった?」
「・・・あれは養女にしてくれるという意味だったのでは?」
「まさか。
君を養女にして、僕に何のメリットがあるんだい?
婚姻届もちゃんと出しているし、君のママの合意も得ている。
僕たちは正式に夫婦なんだよ。
毎日の性交渉だってあるだろ。
身も心も夫婦だ」
小父さんはいつもと同じ21:00過ぎに帰って来た。
あたしは小父さんに
「あたし、大学卒業後は他で暮らします。
今まで本当にお世話になりました」
と言った。
小父さんは私の言葉を聞き、薄笑いを浮かべた。
「それはどういう意味かな?
まさか、僕と離婚したいって意味?」
離婚。。。?
思いがけない事を言われて、呆然としていると、
「高2の時に言ったよね。『僕の家族にしてあげるよ』って。
あれ、プロポーズの積りだったんだけど、分かってなかった?」
「・・・あれは養女にしてくれるという意味だったのでは?」
「まさか。
君を養女にして、僕に何のメリットがあるんだい?
婚姻届もちゃんと出しているし、君のママの合意も得ている。
僕たちは正式に夫婦なんだよ。
毎日の性交渉だってあるだろ。
身も心も夫婦だ」