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○○さんは今日も絶倫シリーズ
第5章 敵国の王子さんは今日も絶倫
「そうは行かぬ! 我が国が勝ったとはいえ、お前とお前らの兵に無残にも殺された、我が民たちを想えば、そう易々と殺すわけにはいかぬわ……お前が我が国に刃向ったことを今からお前に悔やませるのだ、時間を掛けてな……でなけば死んでいった彼らは浮かばれぬ……お前の懺悔の涙を彼らの御霊に捧げる!」
マランの目には揺るぎない決意の光が見えた。
ディアナはそれを読み取った。
「ならば! 自ら命を絶つまで!」
ディアナは目をつむり、意を決した。
その時だった。
アランの手がまたディアナの顎に伸び、がしりと掴んだ。
マランの目には揺るぎない決意の光が見えた。
ディアナはそれを読み取った。
「ならば! 自ら命を絶つまで!」
ディアナは目をつむり、意を決した。
その時だった。
アランの手がまたディアナの顎に伸び、がしりと掴んだ。