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Dangerous Man
第9章 怒

彼女と甘い時間を過ごして、
2人が起きた時間は昼をとうに過ぎていた。
『寝過ぎた〜』
そうやって伸びをする彼女を
俺はそっと抱き締めキスをねだる。
『もーダメ!』
そう言って彼女はそっぽを向いた。
『なんでやねん。ええやん。
まだ時間いいやろ?』
甘えた声を出す。
『やーだっ!アツシ止まらんなる!』
彼女は俺の手をすり抜けて
ベッドから出て行く。
『キスくらいええやん!』
駄々をこねる。
『…なら手は後ろで組んで』
抱き締めるくらいええやん!
そうは思っても
キスが欲しい俺は素直に従った。
『ん。』
俺はそう言ってキスをせがんだ。
ちゅっと短いキス
なんでや!
舌くらいは入れさせろ!

