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Sugar Box
第1章  初Sex
  


 ビュルル 牡からまず間違いなく〝初めて〟に近い蜜が吐き出された。


「っ、はあ・・・はあ・・・・・・(クラクラ、する・・・)」


 別の生き物のように牡が揺れて残りの蜜も吐き出している。


「ちゃんと、イケたな。えらいえらい。」


 彼は、甘いキスをくれて褒めてくれた。なにが褒められるに値するのか判らなかったがホッとした。
 行為に興味も抱かない自分は、欠陥品で彼に幻滅されるのではないかと心配だったのだ。


「じゃあ、こっちも慣らそうか・・・」


「は、い・・・・・・」


 彼は、興奮してくれていたけどとても優しかった。初めてだから気遣ってくれていたのだろう。言葉通りに〝大事に抱いて〟くれている。


「ちょっと、我慢な。息も、止めるなよ。」


 彼の手が牡よりももっと下に移動する。ビクッと身体が跳ねる度に変わらずにキスをくれた。


  
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