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Sugar Box
第8章 2人なら、ドコででも・・・
ようやく自分が苦しめていたことに気が付いた。
「どう、したらいい?」
「ちょっと、・・・イッたばっかり、だから・・・・・・待って」
「判った。ごめんな・・・」
ちゅぽん 指を蕾から抜いて恋人の髪を撫でる。可愛い反応と言葉に暴走してしまった。
なにせ毎日触れていたのに半年以上も触れていなかったのだから。
「乃、さん・・・・・・」
「ん?」
「挿れて、下さい・・・」
「っ、玲・・・ちゃ・・・・・・っ」
一呼吸置いて真っ直ぐに見つめられて思いもよらないおねだりを受けて戸惑った。〝理性〟などなんの為に存在しているのかを論議する必要性さえ感じる状況だ。
久しぶりの行為に自分の欲望を押し付けてしまったのだからゆっくり・・・と考えて反省しているところに〝おねだり〟が来てしまった。
「もう、落ち着いたので・・・」