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Sugar Box
第13章  愛を知らないヒメ初め* 下 *
  


 【 愛を知らないヒメ初め* 下 *】



「玲ちゃん・・・・・・」


「こんにちは、黒峰さん。
(いったい・・・なにをしに?)」


 もめてから連絡は、なくなったし逢うこともなくなった。季節は、一気に進みなにも変わることない新年が間近に迫っていたある日氷さんに呼び出されたファミレスに彼がやって来た。


「遅かったですね。まさか、また・・・ですか?」


「そんな訳あるかっ!!」


「どうですかねぇ~」


「なんの話しですか?」


「玲くんにフラれてからね・・・」


「あ゙━━っ、明志っ!!」


「はいはい。」


「なんですか?」


 2人の会話と態度の理由が判らない。


「なんでもない。なんでもないから、玲ちゃん。」


「そう、ですか・・・」


 彼が必死なのが気になったが場の空気を読むことにした。


  
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