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第15章 　ムーン・トリック＊バニー編

　　


　頭を撫でて強い快楽に怯えて涙を流す玲を促す。


「やあぁ･･･乃さっ、イッちゃ･･････」


「イッていいよ。」


　ゴシュッ　クシュッ　さっきよりも強く速く擦り上げて絶頂を促す。


「あッ･･･あ！！んっ、いぃぃぃ･･･！！」


　ビュクッ　びゅるるるっ　ビクンッと強く身体と牡が跳ねて蜜を勢いよく吐き出した。


「はーッ、はーーッ･･･」


「ああ、泣かないで･･･玲。大丈夫、大丈夫だからね。」


　あまりの得たことも迎えたこともない快楽の衝撃に戸惑い涙を零す玲の頭を撫でて啄〈ﾂｲﾊﾞ〉むようなキスを送った。


「あ･･････ッ、乃さん。」


「まだ苦しんだよな？俺にさせてくれる？」


　快楽の熱に浮かされている玲に優しく問い掛ける。


「ゆっくり、ゆっくり･･･して。」


「判ってるよ、玲。」