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Sugar Box
第1章  初Sex
  


 なにをもって〝付き合う〟になっているのかを理解出来ていないが返事をした。


「そっか、よかった。それでさ。その・・・そろそろ、いいよな?」


「なにがです?」


 照れながら言われてもよく判らない。


「あのさ・・・俺は、玲が好きだよ。だから大事にしたいって、思ってるし・・・しようと思う。」


「はい、ありがとうございます。」


「だけど、もっと繋がりが欲しい。」


「えっと・・・それは、どういう・・・・・・」


「嫌じゃなかったら・・・今夜、お前が欲しい。」


「っ・・・!!?」


 校門前でいつ他の人通るかも知れない場所でハッキリと愛情を向けられた。
 こんなことは、初めてだから反応に困ってしまう。それでも恋人としての肌の触れ合いを求められているのだと理解した。真っ直ぐで情熱的なコール。


「だめ、か?」


  
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