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Sugar Box
第4章  ムーン・トリック
  


「っ、ァああ・・・ん」


「猫の生殖器ってどんなか・・・知ってる?」


「っ、ん。知らなっ・・・な、・・・・・・れ?
(痛い。痛い・・・・・・)」


 ジクジクと痛んで涙が零れる。


「猫の生殖器ってね・・・交尾したときに抜けないようにトゲトゲしてんだよ。」


「っ、ぁああっ!」


「すぐに、気持ちよくなるから・・・っイイ子でなっ!!」


 じゅぷっ じゅぐっ 両膝を持っての律動が始まった。


「やあぁ・・・痛っ、乃さッ・・・・・・!!」


 トゲに擦られて痛みと痺れが広がる。シーツを握り締めて律動が終わるのを待ことにした。


「ッ、ンン・・・っ」


「コラ、唇噛むな・・・(痛いのかっ、だったら。)」


「ひゃっ!!?」


 ザリッと舌で粒を舐め上げられて身体がビクンと跳ねた。


「気持ちいい?こっちで忘れるだろう?」


   
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