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大人女子の恋愛方程式
第8章 見直す事
「変質者????」
私は今日は定食屋で仕事。
8月に入ったこの時期は富良野は一気に観光客が増える為この店も忙しくなるからだ・・・。
出勤し店の掃除をしているとお店の女将さんが地域の回覧板を持ってメガネを掛けて私の前に歩いてきた。
「そうそう・・・なんかここ最近夕方に20代後半か30代前半の変質者が出るらしくてね・・・。観光客の若い女の子たちが被害にあってるらしいのよ~・・・。」
私は女将さんが持っていた回覧板を受け取り・・・。
そこには不審者の特徴が書かれた紙が挟まっていた。
「他所から来た人ですかね・・・・。」
前はそんな事なかったのに・・・。
女将さんはその紙を一枚抜き・・・。
「そうね~・・・平和な街だったのにね(笑)由美ちゃんも気を付けなさいよ???」
(笑)(笑)
「私はそんな若くないし・・・(笑)大丈夫ですよッ・・・。」
紙を見ていると狙われているのは20代前半の旅行客・・・。
可哀想に・・・。
せっかく旅行に来てこんな事件にあうなんて・・・・。