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大人女子の恋愛方程式
第24章 胡桃さんと健二の闇
仕方なく俺は胡桃さんを連れてマンションの駐車場へ向かった・・・。
胡桃さんはかなり衰弱していて・・・。
フラフラ歩いている・・・。
「あのぉ~・・・胡桃さん・・・そんなに和也さんが好きなんですか???」
ここまでして???って・・・。
ちょっと怖いんっすけど・・・(笑)
胡桃さんは少しふら付きながら涙を拭き・・・・。
「なんか・・・(笑)・・・私もバカねって・・・すっごい思う・・・。」
・・・・・・。
胡桃さんはまた涙を拭き・・・顔を上げて・・・・。
「でもね・・・好きになったら・・・周りが見えなくなっちゃって・・・//////・・・でも今・・・凄く後悔してる・・・。」
・・・・・・。
俺は車のドアを開けて・・・。
胡桃さんを助手席に乗せた。
そして自分も運転席に行き・・・座席に座る・・・。
「・・・胡桃さんは・・・何を後悔してるんですか????・・・」
俺が言うと・・・
胡桃さんは俺の方をジッと見つめ・・・・。
笑った・・・。
「・・・・和也君と・・・どうにかなりたいって・・・思った・・・けどそれを・・・人に頼ろうとしたり・・卑怯な真似をしたりしたこと・・・。人を傷つけて幸せになんかなれるはずないのにね・・・・(笑)」
・・・・・・・。