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第29章 大人女子がノックアウトされる時

和也side



あ～・・・・もう俺・・・・。


ダメかもしれない。



客室係の大きな男性が俺の携帯で誰かと話してる・・・。



俺はベットに横になったまま寝室の入り口の方を眺めていた・・・・。


すると、・・・客室係の・・大きな大きな・・・黒人男性は寝室を覗いてきて・・・。



「先生が到着しました・・・(笑)もう心配はないでしょう・・・。」


あ・・・・。


その大きな男性の直ぐ後ろに・・・小さな小さな・・・多分日本人の・・・オジサン。



マスクをして俺をジッと見て・・・。



直ぐにおでこを触った。



あ・・・・。



マジ・・・死にそうだーーーーーーッ・・・。



息を荒くして先生を見ていたら・・・。



「(笑)・・・熱は・・・39度8分・・・かぁ・・・喉を見ましょうね・・・」



せんせぇぇ～・・マジで早く薬～ッ・・・もう泣きそうなんっすけど～・・・。



「(笑)(笑)可愛そうに、・・・んー・・・喉も少し腫れてるけど・・・いつから体調悪くなったかな？？？」


・・・・・。


俺は先生の腕を掴み・・・。



「・・・け・・・・」



「け？？？？」



「け・・さ、こっちに・・・着いたら・・・ちょっと・・・。」



そう言うと・・・。



「飛行機内で咳とかしていた人居たかな？？？(笑)」



そう言いながら鼻から何かを入れてきたッ！！！！