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第5章 再会

由美side



11時になりお店ののれんを出し私はまた店内に戻った。


女将さんがテーブルを拭きながらこっちを見て・・・。


「最近真也君と仲良くしてるわね(笑)あの子真面目みたいよ？？？」


・・・・・・。


私もエプロンをして・・・。



「真也君は大事なお客様だし・・・(笑)私よりだいぶ年下です・・・。」


ただお互い知らない土地に来て・・・ちょっと親近感を持ったってだけ。



「由美ちゃんまだ若いんだから～・・・(笑)ちょっとは男の人に興味持ったら～？？？」



興味・・・か・・・。



私もテーブルを拭き・・・・。



「まだ明に手が掛かるし(笑)・・・そこまで余裕ないですし・・・。」



私は・・・。



もう男の人と・・・。



向き合えない・・・。