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第5章 再会

手に持っていた・・・。


メニューが・・・。




滑り落ちた。



「由美ちゃん？(笑)・・・何々～ッ！！イケメン過ぎてビックリした～？？？？」


厨房に居たご主人が笑って言う。



・・・・・ッ



脚が・・・。



動かない。



女将さんは笑って私に近づいてきて・・・・。



「あらあら(笑)本当に固まっちゃった・・・・由美ちゃーーん？？？？」



メニューを拾い・・・私の目の前で手を振る。



なんで・・・・？？？



目が・・・。



乾く位・・・。



その、奥に座る貴方を見てしまう私。






「何でッ・・・・・。」



私がボソッと言うと・・・。



達也君は私の方をチラッと見つめ・・・目を細めて少し顎を上げて・・・。



笑って電子タバコを吸う。



・・・・・・ッ？！



「えっっ？？？・・・・知り合いッ？？？？？」



女将さんが私の顔を覗き込み・・・私と達也君を交互に見た。