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もっと夢を見ていたい
第30章 XIV


入ってくる彼自身に私の中は
彼の形に合わせるように変化していく

普段触れることの無い子宮の入り口に
コツンと衝撃が与えられれば
私は歓喜に震える。

クセになるこの感じ
堪らない子宮へのキス
彼を離したくないから
舌を絡ませ
腕を絡ませ
脚を絡ませ
彼自身ですら私は中で締め付ける。

もっと…離さないで…
緩やかな快感は
激しくなっていく

唇にキスをされ
首筋に舌を這わせて
胸に噛み付いていく

歯型がついて血が滲む

それさえも愛しくて…幸せな気分になる。

身体中に散らばる
赤い傷痕と歯型…。

お腹には爪の引っかき傷もある

傷だらけの私を彼は愛おしそうに
撫でて微笑む。

『俺だけの結…』
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