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『公衆便所姫』
第1章 -1-
こんな出来損ないの成りのまま、僕は地元から遠いこの高校に進学した。
兎に角、誰も僕の事を知らない場所に身を置きたかっただけだ。
家庭でも姉が僕と比べられたくないと毛嫌いし、父と母からは、腫れ物にでも触るかの様な扱いを受け……そこから逃げる為だけに選んだ高校だった。


「……これ、なーんだ?」
そんな僕の目の前に、スマホがかざされる。その画面に映されているのは……
「良く撮れてるでしょ。あ、でもこれ、言っておくけど、僕が撮ったものじゃないからね」
「………」
満面の笑みを浮かべる湊は、僕の反応を完全に楽しんでいる。
「でも、もうこれ……持っててもしょうがないよね」
この写真のせいで、僕は慶太と拗れた事がある。



ふぅふぅと痛みに堪えながら、僕は二ヶ月前の事を思い出す。


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