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振り向けば…
第22章 贅沢…
朝は車で散々寝た。
夕方は昼寝した。
なんとなく、まだ眠れない。
私を抱えてる悠真の手を弄ぶ。
大きな手…。
長い指…。
いつから、こんな手になった?
私の小さな手とは全然違う。
ふと、お尻の下に何かが当たる気がした。
それは、すぐにスッと離れてまう。
追いかけるようにしてお尻を寄せてみる。
今度は悠真が私から露骨に身体を離すのがわかる。
「来夢…、寝ないんか?」
「寒いもん。」
渋々な感じで悠真が身体を寄せて来る。
やっぱりお尻の下辺りに当たるものを感じる。
勃起してやがる。
なんとなく、ほくそ笑んでた。
ざまあみろ…。
私だけが疼かされて焦らされてる立場を悠真にも味合わせてやりたいとか考える。
ほんの少しだけお尻を左右に動かすと悠真の手がピクリと動く。
「来夢…。」
「なんや?」
「お前、もしかしてやりたいんか?」
「何を?」
とぼけて答えると悠真がギュッと私を抱きしめる。
「やりたい言えや。」
「何の事?」
「クソッ…。」
いきなりだった。
私の両手首を悠真が布団に押さえ付ける。
「やらせろや…。」
低く悠真が呟いた。
「ちょっと…、悠真!?」
怒らせた?
焦って来る。
一気に私の腰に巻かれた帯を悠真が外すとその柔らかい帯で私の両手首を縛り付ける。
「やだっ!悠真!?外してよ。」
「やだね。来夢が俺とやりたい言うたら外したる。」
「何、考えてんのよ!」
「お前を感じさせる事だけ…。」
前が肌蹴た浴衣の中に悠真の手が入って来た。
サワサワとソフトタッチで私の小さな乳房を撫でるようにして揉んで来る。