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振り向けば…
第27章 重く低い声…



いつの間にか眠ってたらしい…。

起きたら悠真の姿がない。

全裸で私は布団に寝かされてた。

夕べは悠真が2回もした。

あの食欲と性欲は半端ないなとか考える。


「起きたんか?」


悠真が部屋に帰って来る。


「またお風呂に行ってたんか?」

「一応、全部入ったった。」


子供みたいに悠真が笑う。


「そろそろ朝食の時間やから来夢は部屋のシャワーして来いや。」

「そうする。」


足がまだ震える。

とてもじゃないが大浴場まで行けそうにない。

シャワーを浴びて着替えを済ませてから悠真と朝食を食べに行く。

夕食に出た伊勢海老の頭のお味噌汁など朝食もやっぱり豪華だと思う。


「楽しんだか?」

「うん…。」


悠真とだから…。

あっという間に旅行の時間が終わる。

指宿を出て、午前中はまたお土産を買い漁る。


「このお菓子、やば美味。」


ふわふわのスポンジの中にカスタードクリームが入ったお菓子。

甘い物好きの悠真が大量に買う。

私も会社のお土産にとそのお菓子の箱を買う。


「昼は地鶏の焼き鳥屋に行くぞ。」


約束通りに悠真が焼き鳥屋に私を連れて行く。

お昼なのに夕食並に悠真と食べる。


「つくねが最高。」

「味がやっぱり違うな。」


いっぱい贅沢した。

普段の悠真はほとんど贅沢をしない。

自宅じゃ伸びきったトレーナーにスウェットのズボンでウロウロする。

靴だって私が買うてやった靴ばかりを履く。

贅沢をした方が良いと思う時だけ悠真は一気にお金を使うタイプだ。

マンションの時もホームシアターの時も、きっとそうだったのだろう。

それ以外の贅沢品は全く悠真の家では見当たらないから悠真が贅沢なのか節約家なのかよくわからない。

ただ食べ物に関しては大食漢の悠真がケチな事をする姿は見た事ないなとか思いながら、地鶏の焼き鳥を次々と平らげる悠真を眺めてた。


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