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振り向けば…
第35章 嘘でも…
狭いベッドで悠真が私を抱えて寝る。
悠真の体温を感じて心臓の音だけを聞く。
壁の向こうでは相変わらずの卑猥な声がする。
「マジで深夜までするんか?」
悠真が聞いて来る。
「うん…。」
「堪らんな。」
「うん…。」
今はトランクスにTシャツだけの悠真…。
「すまん…。」
「何が?」
「勃起した。」
この馬鹿たれ…。
「なぁ…、来夢…。」
「何やねん?」
苛立ちが隠せない。
「ちょっと手だけ借りてええか?」
「はぁ?」
「触ってくれたら嬉しいかなと…。」
そう言いながら悠真が私の手を引いて自分の股間を触らせる。
「ちょっと…。」
「抜いたらスッキリするから。」
頬にキスされた。
カチカチになる悠真の肉棒に触れると変な気持ちになって来る。
「ただ触ればええんか?」
「出来たら扱いてくれや。」
悠真がトランクスを脱いで私の手に勃起したものを握らせる。
意外とスベスベの肌だとか思う。
薄皮1枚でパンパンに腫れ上がった棒を握ってる感触がする。
「来夢…。」
「ん?」
顔を上げるとキスされた。
アッサリと私の口の中へ悠真の舌が滑り込む。
私の舌をくすぐりながら吸い上げる。
「んぁ…。」
口の中が唾液でいっぱいになると息をするのも大変なくらいの激しいキスを悠真がただ繰り返す。
「ゆう…。」
「やっぱりお前って可愛いよな。」
いつの間にかパジャマのボタンが外されてた。
「握るだけ言うたやん。」
「俺だけイクとか嫌いやねん。」
悠真の指先が私の乳房を撫でるように揉み始める。
ふわふわとソフトに触るやり方は変わってない。