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振り向けば…
第39章 長いな…
それは悠真にしか私に与える事が出来ないのだと私は悠真に見せつける。
「ああーっ…、イクのが止まらないの。」
悠真が優しくクリトリスを愛撫する。
私の腰は悠真の肉棒を膣で擦るようにゆらゆらと揺れ続ける。
「来夢…、やばい。イキそうだ。」
「来て…、いっぱい来て…。私の中で…、悠真もいっぱい感じて…。」
「ああっ!来夢っ!イクッ!」
ドクンと悠真が私の中で弾ける。
私は揺らしてた腰をゆっくりと止めていく。
ハァハァと悠真が息をする。
「気持ち良かった?」
悠真の鼻にキスをして聞いてやる。
「やばかった。癖になりそうや。」
「私も…、バイブよりも悠真がええねん。」
「俺の勝ち?」
「うん…、だって悠真を愛してるから。」
「見捨てられたらバイブで浮気されるんか?」
「そうだよ。」
ズルりと悠真の萎えた肉棒が私の身体から出ていく。
後始末をしようとする悠真を止めて私が悠真の後始末をしてあげる。
「来夢…。」
「私がしたいねん。悠真のやから…。」
「そういうのが嬉しいな。」
悠真が私を抱きしめる。
「もう限界…。」
欠伸が出た。
「俺も寝れそうや。」
悠真が私を抱きしめて目を閉じる。
悠真の鼓動だけが聞こえる。
2人だけの世界。
愛情のない関係。
恋人じゃない2人が何も無い真っ白な世界へと堕ちていく感覚を感じながら眠る。
私の気持ちが伝わったかはわからない。
悠真には相変わらず感情が芽生えてはいない。
それでも私の心は全て悠真が支配してるのだと私なりに伝えたつもりだ。
その日から悠真はあまりエログッズを使わない男になってた。