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振り向けば…
第48章 好きなくせに…



基本的に悠真はSだと思う。

普段は犬のように私の後を付いて周り私に至れり尽くせりで何でも私の言う事を聞くMのような素振りを見せるがSEXにおいては常に悠真が主導権を握り有り得ないほど感じさせる愛撫で私を翻弄する。


「はぁっ…、んっ…。」


執拗な乳首責めは終わらない。

腰が揺れ続けて、悠真の太股に擦られる股間からはクチュクチュと卑猥な水音が溢れ出る。

私が悠真好みに強請らなければ悠真は私を甚振る事を止めようとはしない。

悠真好み…。

全てを晒す関係…。

それがなければ仮面夫婦になると悠真は考える。

悠真には人の気持ちを理解が出来ないから…。

ストレートに自分を晒す事でお互いの気持ちを確認出来るようになる。

正直、恥ずかしいとは思う。

屈辱的だとも感じる。

変態的で堪らないのに悠真に支配される私は悠真に服従を見せる事になる。

左手の人差し指と中指を自分の舌で舐め上げる。

V字にした指をそっと自分の股間に当てる。

パイパンにされたまんこの小さな縦筋にその指を当てがい指を開く。

ぱっくりと私のまんこが口を開き小陰唇のヒダとまだ皮を被るクリトリスが顔を出す。

こんな自分のやらしい行為に顔を背けたくなる。

それでも私は悠真好みに悠真にお強請りの甘えた声を出す。


「ねぇ…、こっちも…。いっぱい可愛がって…。」

「どんな風に?」

「舐めて…、おかしくなるくらいに…。」


悠真になら壊されても良いのだという意思表示。

そこまでしないと悠真は私を抱くのに不安がるのだとやっとわかって来た。

ニヤリと笑う悠真が居る。

ソファーに私を座らせて自分は床に降りてしまう。


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