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振り向けば…
第48章 好きなくせに…
悠真が私の頭を撫でてクスクスと笑う。
「来夢、そこの鞄を取ってくれ。」
悠真に言われた通りに悠真がいつも使う鞄をソファーの上から取って渡す。
さっきピザ屋の支払いに使ったから…。
悠真が鞄から新しいコンドームを出す。
「新品、中身の数を確認するか?」
私が浮気を疑った事を気にしてる。
私に下手に不安を与えた事が悠真の中では許せないのだと思う。
愛されてる。
愛してるの言葉はなくとも私だけが愛されてる。
悠真のような男は世界中を探してもきっと存在しないはず…。
その悠真に唯一20年も寄り添ったのは私だけだと思うと失いかけた時間が再び動き出すのを感じる。
「ゆう…、愛してる。」
「ああ、お前だけって約束してやるから。」
2度目の約束。
「俺を軽蔑するか?」
その質問も2度目…。
「しない…、だから…、悠真のちんぽ…、早く頂戴…。」
甘えた声で強請って急かす。
悠真を興奮させる事が出来なければ悠真はすぐに萎えて素に戻る。
コンドームを付けたペニスが私の股間に当たる。
はしたないくらいに脚を開いて悠真を受け挿れる。
「あぁ…。」
肉壁を押し分けて挿って来る悠真に吐息を吐く。
「ええか?」
「うん…、もっと奥へ…。」
「ここか?」
子宮の入り口を悠真がノックする。
「そこ…、いいっ!悠真が擦れるの感じる。」
ゆっくりと私の腰をソファーの背もたれに押し付けるようにして悠真が私の上で腰を振る。
「ええか?」
「いいっ!もっと…、あーっ!」
一瞬で見えたオーガニズム。
悠真の肉棒に痙攣が伝わる。