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振り向けば…
第48章 好きなくせに…



悠真の射精を感じるとへなへなと腰の力が抜けてへたり込んでまう。

私の身体が悠真の精子を体内に残そうとする本能を示す行動だ。

残念ながら悠真の精子は全てコンドームの中で留まり台所のゴミ箱に捨てられる。


「悠真ってばぁ…。」

「もう1回するか?」


悠真がコンドームを私の目の前でチラつかす。


「しないっ!」

「しようぜ…。」

「やだっ!」

「しゃあないな。」


ニヤニヤと笑う悠真が嫌い。

自信がなかった時の悠真も嫌いだけど私がヤキモチを妬くと知ってから自信を持つ悠真も嫌い。


「可愛い来夢さんの為に我慢したるわ。」


そう言いながらも私の顔中へのキスを止めようとはしない。


「悠真の馬鹿っ!」

「好きなくせに…。」

「嫌いや。」

「はいはい、そういうところも可愛いよ。」


私を抱きしめて私を宥めるように髪を撫でて来る。

私が望んだ事だけど、私の思い通りじゃない。


「立てるか?」


ゆっくりと私を立たせながら悠真が私の作りかけの朝ご飯の用意を始める。


「悠真…。」

「手伝うから朝飯にしようや。」

「うん…。」


照れくさい。

まだ裸にエプロンという情けない姿の自分を悠真から隠したくなる。


「変態…。」

「来夢みたいに小さい女はそういう格好させたらやばいくらいにエロくなる。」


ご機嫌で朝ご飯の用意を手伝ってくれる。


「次はネコ耳のコスプレとかしてくれや。」

「絶対にやだ!」

「尻尾の根元にはバイブが付いてて来夢も病みつきになるはずやぞ?」

「はぁ!?」

「ネットで見た時に絶対、来夢に着せたい思うた。」

「絶対に着ないから…。」

「ちゃんと買うといたるから…。」


噛み合わない会話をしながら朝ご飯を食べる羽目になってる。


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