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第49章 ほどほどに…

体内に挿って来る悠真を感じるだけで私の身体が悦びに打ち震える。


「ここ？」

「悠真っ…、もっと奥まで…。」


全てを飲み込みたがる私に悠真が応えるように腰を沈めて来る。

ほどほどに…。

そんな約束を私が忘れて悠真の腰に脚を巻き付ける。


「もっと…。」

「来夢…、激しいって…。」


苦笑いをする余裕がある悠真にムカつく。

感情が薄いから悠真とのＳＥＸで危ないほど感じてまうのは私の方だけだと思う。

ゆっくりと私の中で動きながら私の顔中にキスをして私が感じてる顔を悠真が確認する。


「やっぱりお前が一番可愛い。」


私が可愛く見える時に初めて悠真が感じる。


「イクッ…、悠真…、いっぱいイクの…。」

「もっと…、可愛がったるから…。」


私の浮いた腰を抱えるようにして悠真の手が私のお尻を撫で回す。


「やぁん…。」


悠真の指先が私の肛門辺りを刺激する。


「気持ちええか？」

「やぁ…、漏れちゃう…。」


狭いお布団でのお漏らしはやだ。


「でも…、来夢のまんこが締め付ける。」


悠真の指先が私の肛門の入り口を何度も刺激するたびに激しいオーガニズムを感じて意識が飛びそうな感覚になってまう。


「ゆう…、限界…。」

「俺も…。」


その瞬間に悠真の指が私の２つ目の穴へと滑り込む。


「いやっ！悠真…、らめぇ…。」


叫んだ事だけは覚えてる。

後はよくわからない。

悠真の動きが激しくなり、アナルに挿れられた指のせいで私のお腹に力が入り、悠真を強く締め付けて感じさせる。


「イクぞ。」


冷静な声がする。

何も考えられない私が居る。

真っ白な世界に堕ちていく。

真っ白な世界のはずなのに…。

何も見えない暗闇の世界に惹き込まれる。

悠真を見失いたくないのに…。

悠真の激しい愛情確認にまだついて行く余裕なんか全くない私だった。