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振り向けば…
第59章 サイズがな…
散々、悠真にイカされた。
はっきり言うてクタクタや。
しかもコンドームがないからと1時間以上もクンニされた私だけがイカされた。
「だから…、生でやらせてくれたらええやんけ。」
お父さんが結婚を認めたのだから孕ませてもええやろ根性の悠真が居る。
「だって結婚するのは来年やろ!?出来婚なんかお断りや。」
「孕んだら当然、仕事も辞めるんやろ?」
「辞めへん。産休するだけ。」
「来夢のそういうところが可愛くない…。」
「悪かったな!」
悠真を蹴飛ばして自分の部屋を出た。
「お前ら…、また喧嘩しとるんか?」
悠真からそっぽを向く私にお父さんが呆れてる。
私と悠真の結婚を認めたお父さん達と近所のお寿司屋さんに向かう。
悠真のおばちゃんと藤井さんが私らよりも先にお寿司屋に来てた。
「大ちゃん、認めてもうたんか?」
おばちゃんが少し困った顔をしてお父さんに言う。
もしかしておばちゃんはまだ私達の結婚に反対なのかと不安になる。
「うちの来夢はともかく悠真はわかっとるから大丈夫やろ?」
心配そうな顔をするおばちゃんにお父さんが苦笑いをして答える。
「もしかして…、おばちゃんは結婚に反対なん?」
おばちゃんは悠真のお母さんである以上、私には姑という存在になる。
今更、嫁姑争いになるとか考えたくない。
「来夢ちゃんには何の不満もないんよ。寧ろ馬鹿息子の嫁に来てくれるとか有難いくらいやわ。けど…、悠真に関しては母親として自信がないねん。私が悪かったんやろうけど来夢ちゃんに苦労させる事考えたら悠真にもっとしっかりして欲しいねん。」
おばちゃんが少し泣きそうな顔で話をする。