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振り向けば…
第59章 サイズがな…
どうしても指に付ける事が出来ない場合は付属に付いてるチェーンでネックレスにも出来る婚約指輪。
「欲しかったんやろ?」
「うん…。」
初めて悠真の女だという証を手に入れた。
「けどな…。」
「何?」
「サイズがな…。」
「何!?」
指輪は見事にブカブカだ。
「なんでこんなに太いねん!?」
「サイズは直してくれるらしい。つか、来夢が今まで指輪なんか欲しがれへんかったからやんけ!」
「だったら普通は一緒に買いに行くやろ!」
「来夢のブラのサイズなら完璧に言える自信があるぞ。」
「お馬鹿!」
やっぱりアホだ…。
やっぱり変態だ…。
それでも私の顔を撫でてキスを繰り返す悠真に溺れてまう。
泳げない子だから…。
悠真にしがみつかないと溺れて怖い思いをする。
それがいやという程に染み付いた身体を悠真がやたらと撫で回す。
「ゆう…。」
悠真の脚に股間を擦り寄せれば悠真が私の水着のパンティーを脱がせて来る。
どうせ泳がないとわかってた。
水着を着せて私の身体を弄りたいだけの人。
「帰ったら…、猫になってくれ。」
「やだ…。」
「頼むから…。」
私の股間に指を這わせて指先を曲げて縦になぞる。
「んあっ…。」
「お願いやから来夢さんの猫を見せて…。」
私を感じさせながらの悠真のお強請り。
「やだぁ…、あぁん…。」
「ちょっとだけやんけ。」
「無理…。」
「いつか、やって貰うからな…。」
「おばあちゃんになってからな。」
「しわくちゃの猫とか萎える…。」
「萎えろ!」
「だが断る。」
ムードのないSEXでも笑い合えるから気にしない。