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ハプニングは突然に【完】
第4章 イケメン高校生
新堂さんのおうちにお泊まりしてから1ヶ月。


あれから、土日はお互いに用事がない限りどちらかの家でお泊まりするようになった。


新堂さんは、私を開発しようとネットで色々買っているみたい。


「ゆりの可愛い顔と、色っぽい表情を見るのが最近の生き甲斐なんだ。」


って言ってるけど、土日がそんな感じなのでくたくたになっちゃう。



すっごく幸せなんだけどね!
朝起きたときの幸せは、堪らないなぁ~


それに、いつも可愛いとか綺麗だとか誉めてもらううちに、スキンケアやヘアケアはもちろんのこと、ボディメイクにも力を注ぐようになった。


新堂さんのお陰で、



メイクやファッションも前より更に勉強して、より魅力的な女性に近付いてる気がする。


そう、そうなのだ。


私がそんな風に、前向きな変化をしたからなのか、



前よりも異性からの視線がネットリ見るような、女として認識されているような視線に変わった。



正直ちょっと気持ち悪いな。



学生服を着た男子からは勝手に値踏みされるし、おじさんからの厭らしい目線は身体を隠したくなる。



別に新堂さん以外からは、そんな目で見てほしくないんだけど、女性らしく、美しくを目指すとそれは自分でどうこう出来る問題じゃないのかも。



でも、新しい扉を開いて前向きに進みたいのが私!



視線を気にして自意識過剰になりたくもないしね。




そんな変化のせいか、それは急に起きた。

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