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ありがとうを君に…
第10章 クリスマス
「お待たせしました…////」
「仁実、きれいだよ…とってもきれいだ(笑)」
「えっ…//// ありがとうございます」
恥ずかしくて、顔を上げられないよ…////
「じゃ、食事、始めてもらおう」
「はい…////」
その言葉を合図に、食事が運ばれてくる…
美味しい料理に、美味しいワイン
こんなに幸せでいいのかな?私…
先生と過ごす時間は、穏やかでとっても心地いい
時間だ…
食事も終わりが近い…そう思っていた時に
「仁実…実は君に大事な…大切な話をしたいん
だけど、聞いてくれるかな?」
その言葉に、数日前のあの光景が浮かびあがる…
どうしよう…手が震える…変な汗まで出てきた…
ダメ!…お願い、言わないで…聞きたくない…
「先生、その前に…私のお願い、聞いてもらえ
ますか?」
「んっ?お願い?どんなお願いかな…笑
仁実のお願いなら、何でも聞くよ!仁実の為なら
何でもするよ!何でも言ってみて…」