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ありがとうを君に…
第11章 さよなら…
「仁実…」
私を引き寄せ抱きしめると…
頭にチュッと優しいキスをする
「愛してるよ…仁実、誰よりも大切なんだ…
君は俺の、大事な…大切な人だよ…」
「ありがとう…ありがとうございます、先生…
嬉しいです、とっても…」
泣きたいくらい嬉しいよ…
私には、先生だけだったから…
「ちょっと頑張り過ぎたかな…笑
何だか眠たくなってしまったよ…今日はこのまま
寝ようか…仁実」
「うん…そうですね」
「おやすみ…ひと…み…」
「…おやすみなさい…先生…」
「スーッ、スーッ、スーッ」
「先生…私、今日の、この日の事…ずっと、ずっと
いつまでも忘れません、本当にありがとう…
倖介さん、大好きです…あなたを愛してます…
ずっと、ずっと…いつまでも…」