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ありがとうを君に…
第5章 失うもの

胸にあった手は、だんだん下へと移動し茂みへと
辿り着く

私の唇から離れた誠一の口は、右胸をペロペロッ
と舐め始め、突起をチュパチュパと吸い付きだす

約3年、セックスレスだった私達夫婦…
もう、したくないと思っているのに何故か
体の芯が疼いてる

ヤダ、もうしたくない…
心と体は反比例し辛い

誠一の指は、ずっとクリを撫でていたのが、突然
中へ滑り込んできた

「イタッ」
久しぶりだったからか、受け入れたくないから
なのか、痛みを感じ声が出てしまった

その声にまた笑っている彼に、私に対しての
愛情は全く見えない

「もう いっか」

その声が聞こえた途端、彼のそそり立ったモノが
強引に挿入された



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