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ありがとうを君に…
第9章 デート

「先生、どこから行きますか?」
「仁実が行きたいとこ、どんどん行ってみよう」
「先生…あのね、ブルーウィングもじって名前の
跳ね橋があるみたいで…それ、渡りたいなぁって
思って…いいですか?」
「もちろん!行ってみよう」
その橋をカップルで渡ると、幸せになれると
言われていて、そこは恋人の聖地らしい…
この事は、先生には言わず黙っておこう 笑
橋を渡ろうとしたところで、私の目の前に
先生の左手が…
ふと、先生の顔を見上げると、優しく私を見て
くれている
「はい、仁実も手! 笑」
「いいの?」
「ハハハッ、バカだなー、あたり前だろ!
手、つなごう」
「/////…うんっ」
こっ、これって…恋人つなぎってやつだよね
恥ずかしい、でも…嬉しい////
私、先生の横に並んで歩いてる
恋人つなぎ…こんな風に出来たらいいなって
ずっと思ってた事
きっと私、顔、真っ赤だろうな

