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ありがとうを君に…
第9章 デート

「そうだっ!じゃ、先生あそこはどうかな…
門司港レトロ!」
「よし!じゃ、そこにしよう」

「本当にいい?先生とブラブラして、のんびり
デートしたいなって思ったら、そこが浮かんだ
んだけど…とは言っても、私行った事ないから
よくわかんないんだけど…
でね、でね…焼きカレー食べてみたい」

「焼きカレーか…いいね!お昼は決まりだな 笑
門司港レトロ…実は、俺も行った事ないんだ…
仁実が初めてだよ ハハハッ」

「やったー!先生の初めて…いただきました」
「それを言うなら、俺もそうだろう…仁実の
初めていただきました 笑
せっかくのデート、やりたい事やって、食べたい物
食べて…楽しい事いっぱいしよう!」

「うんっ、それとね…帰りに少し道逸れちゃうけど
先生ともう一つ行きたいとこあるの」
「んっ?どこだい?」

「宮地嶽神社」
「あー、あそこね!何かあるの?」

「行ってからのお楽しみ 笑」

早めに出たものの、やっぱり時間が掛かって
着いたら結構な人たち
でも、どうにかスムーズに駐車出来てよかった

軽く潮風を浴びながら、私達は歩きだす…

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