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ありがとうを君に…
第9章 デート
もうすっかり夜になり、外は真っ暗…
帰る途中、先生とファミレスで食事をした
楽しい時間はあっという間だよね…別れの時間は
すぐそこまで来てる…
先生から、家の近くの駅まで送ってもらう事に
なった…別れる寂しさから、お互い黙ったまま
駅に着く前、先生は何も言わず道端に車を停めた
「仁実…」先生の顔が近付き、唇が重なる…
先生からよく、髪をクシャクシャとされたが
今日は全然違う…優しく、ずっと優しく撫でて
くれた
髪を撫で、頬を撫で、手が後頭部に回ると
顔を寄せ唇を重ねる…
何度しても足りない…ずっとしていたい
「仁実、好きだよ…大好きだ…」
「私もです…」
どちらからともなく、また重ねる
先生の左手と、私の右手の指は絡まったまま
離れようとはしない
「仁実、次はいつ会える?」
「先生、忙しいでしょう…無理はしないで」
「仁実に会う為なら、どんな無理でもしていいよ」
「先生……////」