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ありがとうを君に…
第10章 クリスマス

先生喜んでくれるといいな…
あとはクリスマスまで待てばいいだけだね、私
あーっ、早くクリスマスにならないかなー…
先生に早く会いたいよーっ////

お店を出て時計を見ると、もう13時過ぎ…
早めに家を出てきたのに、あっという間に
お昼過ぎ…どおりでお腹も空いてるはずだよ

1人だしどうしよう…ファストフードに入る?
ん〜っ、うどん屋さんもあるしなー…
それとも、このまま帰って食べるかなっ…
悩みながらも、いつの間にかレストラン街へ
行ってる私…笑

うわっ、人だらけ…当たり前か

…って、えっ?嘘…嘘だよね…?

ついつい身を隠してしまった…だって視線の先には
見間違えるはずのない、大好きな、大切な人…
そして、その人と一緒に居るのは…

きっと
奥様と子供さん…だよ…ねっ…


やだ…どうして?何で?
何が何だかわかんないよ…

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