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魔王様の小噺
第11章 雨の国
霧雨「またお酒飲んでたのか?」
七鈴「唯一の娯楽です。霧雨様も飲みます?これはこの国で一番強いやつですから、他のやつ出しますよ?」
霧雨「じゃあそれを頼もうかな。こんなときでもない限り、お前とゆっくり話せないし」
七鈴「そうですねーある意味雨守より、多忙なんじゃないですかねー」
霧雨「ははっ。違いないな。今日は何の魚を食べてるんだ?昨日は白身魚のレモン塩の串焼きだっけ?」
七鈴「今日はお供え物の、黄昏魚の姿焼きですね。一番いい梅から作った梅酒だそうですー」
霧雨「ふふ、いいね。梅酒は僕の一番好きなお酒だからね。ん、天も飲みたいのか?」
七鈴「天も飲みますか?」
天藍「はい!」
七鈴「天は霧雨が飲んでるやつをもらうといいですよ」
天藍「霧雨さまいいですか?」
霧雨「天の飲みたい分だけ飲んでいいから」
七鈴(僕の唯一のーー)
おはぎ『しちーウレシそうだネ?』
七鈴「……うるさいよ」
おはぎ『ボク魚だからわかんないネー』
七鈴「……お前、そのうち焼くぞ」
おはぎ『キャー』
七鈴「唯一の娯楽です。霧雨様も飲みます?これはこの国で一番強いやつですから、他のやつ出しますよ?」
霧雨「じゃあそれを頼もうかな。こんなときでもない限り、お前とゆっくり話せないし」
七鈴「そうですねーある意味雨守より、多忙なんじゃないですかねー」
霧雨「ははっ。違いないな。今日は何の魚を食べてるんだ?昨日は白身魚のレモン塩の串焼きだっけ?」
七鈴「今日はお供え物の、黄昏魚の姿焼きですね。一番いい梅から作った梅酒だそうですー」
霧雨「ふふ、いいね。梅酒は僕の一番好きなお酒だからね。ん、天も飲みたいのか?」
七鈴「天も飲みますか?」
天藍「はい!」
七鈴「天は霧雨が飲んでるやつをもらうといいですよ」
天藍「霧雨さまいいですか?」
霧雨「天の飲みたい分だけ飲んでいいから」
七鈴(僕の唯一のーー)
おはぎ『しちーウレシそうだネ?』
七鈴「……うるさいよ」
おはぎ『ボク魚だからわかんないネー』
七鈴「……お前、そのうち焼くぞ」
おはぎ『キャー』