この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
逆転 (大人の教育をしてやるよ!)
第2章 くちヅケ
「エッ!!?…アッ!?」
ーシュル…
紅葉のショーツを下ろし脱がせる。
「やっ……!?か、返してっ!!」
紅葉は慌てて手を伸ばし、取り上げられたショーツを奪い返そうとする…が、身長差で届かない。
紅葉はジャンプして取り戻そうとすると、
「そんなに飛び跳ねたら…スカート捲れて丸見えになるぞ!?」
「…ッ!!?」
紅葉のスカートは丈が膝下まであるが、フワッと広がったフレアスカート。
下手をすれば捲れて見えてしまう…
紅葉は両手でスカートを抑える。
顔が真っ赤で涙眼の紅葉を見た陽介はニヤリと意地悪そうに笑い、紅葉のショーツをピラピラと振る。
「放課後にまた来る。…講習が終わったら返してやる。」
そう言うと、陽介はショーツを握り音楽室を出てピシャリ…と扉をしめた。
『……エッ!?それじゃあ………』
『放課後まで………パンツはかないで授業しなきゃいけないのっ!!?』
紅葉が重大な事に気づいた時、チャイムが鳴り出した。
その後しばらくの間、紅葉は授業中音楽をかけたあとずっと座り込み生徒達に近づかず、音楽室から一歩も外に出なかった…