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逆転 (大人の教育をしてやるよ!)
第3章 ソノあと
「起立っ」
「礼っ」
「「ありがとうごさいました!」」
委員長である男子が号令をかけ、クラス全員が挨拶と礼をする。
済んだあと生徒達は教科書と筆記用具を持ちバラバラになって音楽室を出る。
「ファァ~ッ…よく寝た…!」
「おい!授業中にか!?」
「だってよぉ、クラシック聞くだけだぜ?眠くならない方がおかしいだろ!?」
「……まぁ、俺も昨日は徹夜だったから睡魔と必死で戦ってたけどな…」
「だろっ!?あの先生全然注意しないで座っているだけだから、寝ないほうがおかしいって!」
「私もっ!次の音楽の授業は数学やろうかな?…この前の小テストちょっとヤバかったんだ!」
「真面目だなぁ~、私は気分転換に漫画でも読もうかと思ってるよ。」
生徒達の話しを聞きながら紅葉は机の椅子に座り込み
、生徒達が全員音楽室から出ていくのを注意深く確認したあと立ちあがりすぐに扉を閉める。
「フゥ~ッ!なんとか乗りきった………」
紅葉は火照った額に腕で拭い、扉を背にして座り込む。
四時間目が終わり、今から昼休み…
紅葉は朝陽介からショーツを没収され、一時間目からずっとノーパンで授業していた。