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友泉(ゆうみ)とたっくん
第1章 友泉(ゆうみ)とたっくん
「かあさんは…大丈夫よ…」
「大丈夫なんかじゃないよ!!なんで透ける素材の衣服なんか着たりするのだよ!!」
「たっくん…どうして…どうしてそんなにコウフンしているのよ…」
「かあさんを守るために…かあさんを助けるためにしたのだよ!!かあさんが危ないから、かあさんを助けるために…ああするしかなかった他にはなかったのだよ!!ぼくは…かあさんが大好きなのだよ…かあさんは…ぼくのたったひとりの家族なんだよ…家族はかあさんだけなんだよ!!」

ぼくはこのあと、かあさんの前で激しい声をあげて泣きさけんでいました。

「たっくん。」

かあさんは、ぼくの切ない気持ちを聞いて、胸がキュンとしめつけられて切ない気持ちになりました。
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